浪人生と調査書 めんどくさい母校

浪人生の皆は調査書をさっさともらいに行くべきだ。母校に行くの嫌だからといって後回しにしてると面倒なことになるぞ。

 

今日、高校に調査書発行のお願いに行ったらすごく面倒なことになった。

 

お昼頃に学校の事務室に行って調査書発行願を渡してお金を払った。後日取りにくればいいのかと思ってその場を後にしようとしたら事務のおばさんに

 

「先生には連絡しましたか」と聞かれた。

してないって言って事務室の人にいろいろ言われるのが嫌だなと思ったので

「しました」って言って事務室を出ようとした。

あとで連絡すればいいだろうと思ったのだ。そしたらおばさんに

 

「じゃあこれ先生に渡してください」

と言われて学校の控えのところを切り取った調査書発行願いを渡された。

 

どうやら、うちの学校では発行願いは自分で直接先生に渡すことになっているらしい。

 

まじかー。先生に会わないといけないのか。担任は退職したから諸連絡は代わりの先生にすることになっている。先生が嫌いなわけじゃないけど、めんどくさい。

 

なんで、事務室は渡してくれないんだろう。たしかに調査書っていうのは先生と生徒の間で交わされるものだから事務室は関係ないのかもしれないけど、お金払うところには干渉してるし、事務員と先生は同じ学校に勤務してる人同士なんだから渡してくれてもいいんじゃないかなって思った。それに先生も一人一人と連絡しなくて済むし。

 

だけどまあそういう決まりならしょうがないと思ってとりあえず学校を出て家に帰ってから先生に電話して頼むことにした。

 

 電話は苦手だ。何も準備せずに電話をすると、たどたどしい感じになってしまうから事前に言うことを考えてなんども頭の中で繰り返したり声に出したりしてやっとの思いでかけるのだ。時間も先生が迷惑にならないような時間を考えてかけた。電話をかけるだけですごい苦労だ。

 

るるるる「はい、〇〇学園です。」

「あの…卒業生の○○なんですけど〇〇先生いらっしゃいますか?」

「はい、少々お待ちください…♪♪♪(保留の音)」

「…………」

「お待たせしました」

「はい」

「〇〇先生は今日から修学旅行でいません」

「あ、そうなんですか分かりましたすみません。」ガチャッ。

 

なんでよりによって修学旅行なんだ。俺はなんてタイミングが悪いんだ。

 

頑張って電話をしたのにいないなんて…。

 

また来週になったら連絡しないといけないのか。めんどくさい。

 

やっぱりもっと早くに連絡しておくんだった。なんか学校に連絡するのやだなぁって思ってたらこんな時期になってしまった。だから面倒なことになったんだ。

 

やっぱり、嫌なことは先に片付けておくもんだなって思った。今まで生きてきて何回思ったことだろう。けどどうにもやめられない。食後の食器洗いだけは食べ終わったらすぐやるようになったんだけどそれ以外はダメだ。

 

あああ。なんでうちの学校は直接渡さないといけないんだろう。ネットで調べたら郵送でいいとことか事務室で済ませられる学校もあるらしい。なんて素晴らしいんだ。ああ…また母校に行かないといけないのかと思うと憂鬱だ。行きたくない。

 

そして、これから一週間ずっと調査書のことが頭から離れないんだろうなってことも憂鬱だ。

頭を調査書に支配されてまともに思考ができなくなる。とりあえず調査書のことは置いといて別のことに集中しようってことができないくて調査書のことが気になってしまう。これは問題だよな。

 

あと、嫌なこととか緊急事態が起きたりすると歩きながら独り言を言ってしまうことがある。「ああ」とか「どうしよ」とか「なんで」とか。独り言を言うと少し楽になる気がする。

あとは紙にペンで思っていることを書きまくったり、自転車に乗って独り言を言うっていうのもやってる。歩きながらだと人に聞かれるかもしれないけど自転車なら聞こえづらいし聞かれてもすぐに通り過ぎちゃって顔とか見られないから問題ない。だから嫌なことがあると自転車に乗る。自転車といってもロードレーサーとかじゃなくてママチャリですが。

 

一度嫌なことが起きるとどんどん嫌なこと思い出して悪い感情に支配されるから困る。鬱屈とした感情を何とかしないと。明日晴れてくれないかな。低気圧だとやばい。