開封した調査書を貼り直して出した

調査書が出来上がったという電話があったので電車で母校まで行って来た。電話してから2週間ちょっとでもらうことができた。せっかく外に出たので途中の駅で降りて図書館にでも行こうかなと思って途中下車したんだけれど土曜日だからすでにたくさんの人がいて席が空いてなかった。浪人生には曜日の感覚などないのだ。仕方ないから松屋でご飯食べて帰った。

調査書といえば去年、開封厳禁である調査書を開封してしまったのを思い出した。調査書は開けてはいけないものだとは知らなかったのだ。しかもその時は12月に受ける大学のための一通しかもらっておらず代わりの調査書がなかったのでどうしようかと途方にくれた。ここで選択を迫られた。先生に正直に言って新しいのをもらうか、糊で貼り直して出してしまうかだ。「開けちゃったからもう一通ください」なんて言ったら先生にあきれられるかもしれない。それは嫌だ。でもだからって糊で貼り直したことがばれたら受験ができなくなるかもしれない。どうしようか迷った末に、自分は糊で貼り直すことに決めた。やっぱり先生に言うのは恥ずかしかったし同級生に開けたのがばれるのも嫌だった。そんなわけで封筒の封を糊で貼り直して出したんだけど受験票が来るまで不安で仕方がなかった。12月に受けたのは第一志望の大学ではなかったけど、受験票届きませんでしたなんてことになったら親に怒られることは確実だ。でも受験票は無事に届いた。本当に良かった。案外なんとかなるもんだなと思った。実際のところ調査書なんてあんまり見てないのかもしれない。でも開封厳禁って書いてあるんだから開けない方がいいのは確かだ。今回はたまたまハサミを使わずに封筒を開けていたから綺麗に貼り直せたけど綺麗じゃなかったらハネられてたかもしれない。受験生は開けて中を見るなんてことはしないように。中身が見たけりゃ余分にもらっておくといい。


ちなみに自分の調査書には国語が唯一得意だったから国語が得意と書いてあったのを覚えてる。他にどんなことが書いてあったかはあんまり思い出せない。成績が悪い以外、特に特徴のない生徒だったので当たり障りのないことが書いてあったと思う。