鳩とたわむれる

自転車で図書館に通う。図書館について自転車から降りると鳩が3羽寄ってきた。1羽は白と茶色の鳩で残りは普通の灰色のドバト。エサをもらえるかもしれないと思っているようだ。あいにくエサは持っていなかったのだが家族以外との交流が少ない自宅浪人生は寂しさから鳩と戯れたくなってしまったのでポケットを探る動作をしたりリュックから物を出したりしてエサをあげるフリをして鳩たちの気を引いてみた。すると騙されて集まってきた。普段はあまり注意して見ない鳩だがしっかり観察してみると鳩は結構面白い。頭が丸っとしているところとか目が点なところはかわいいし、テクテク地面を歩く様子とか落ちているものをついばむ様子、毛づくろいをしているところなんかは見ていて飽きない。それに鳩とはコミュニケーションもとることができる。エサをもらえると思って寄ってくる鳩にエサをやるもっとよこせと寄ってきてまたエサをやる。また、エサを使わなくてもエサをやるそぶりを見せるだけで鳩は寄ってくる。そしてエサをよこせという要求してくるので持ってないということを伝えるそうすると鳩は去っていく。これは立派なコミュニケーションだ。これからは独りで寂しい思いをしているときは鳩と戯れることにしよう。熱い視線を一身に浴びてコミュニケーションを楽しもう。たとえ人間とコミュニケーションがあったとしても疲れることはあると思うし。エサをやるのは糞害とかで近隣住民の迷惑になることがあるから辞めたほうがいいけどエサがなくても寄ってきてくれるからうれしい。まあ結局は誰かがエサをあげてるからそういうことができるんだろうけど。まあ気にしないことにする。

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